相手に関心を持つのではなく相手の関心に関心をもつ。

目次

どちらの関心?

「相手に関心を持つのではなく
相手の関心に関心をもつ。」
アドラー心理学のアドラーのことばです。
これってスゴく深い言葉だと思いませんか?

相手に感心があるということは
その人に興味や愛がある。
無関心ではないということですよね。

もちろん無関心より相手に感心を持つ
ことはいいとです。

けれど「相手に関心を持つ」ことは
一見良いことのように思いますが
時にはそれがお互いのよい関係には
結びつかないのです。

「相手に感心」だと

子育てにおいても親であれば当然
我が子に愛があるので、
子どものことに関心がないはずは
ありませんよね。

けれど「相手に感心」だと
子どもの行動を「見守る」では
なく「見張る」になっていたり。

心の中で「どうしてこの子はこうなのかしら」
と裁いたりしてしまいがち。

相手を変えようという気持ちが働きます。
それは「自分の関心に関心」の状態。

自分の関心で子どもを見ているって
ことですよね。

子どもがテレビばかりを見ていて
こちらの問いかけに全く反応なし!!

もしくは上辺だけの返事で
なかなか言うことを聞いてくれない。

「どうしてこの子はテレビばかり
みているのかしら」とお母さんは
モンモンとした気持ち。

ついにお母さんは
「テレビばかり見てないで
さっさと宿題しなさーい!!」
と怒り爆発!!

感情任せで伝えても本当に
伝えたかったことや
良いコミュニケーション
は取れません。

「相手の関心に関心を持つ」だと

同じような状況でも
「相手の関心に関心」だと。

相手の関心を持っていることに
目を向けるので会話の仕方も変わってきます。

「このアニメのどんな所が好きなの?」
「このアニメの時はスゴく集中して見ているよね。」
「どんな所がおもしろいの?」
「このアニメを見るとどんな気分になるの?」
「そ~なんだ~。教えてくれてありがと~」

先に話を聞いて共感して
あげることが大切^^
「お母さんちゃんと僕(私)のこと
みてくれている。」と感じるので
気分が良いですよね。

その後でこちらが伝えたかった
こと「ニーズ」を伝える。

一方的にこちらのニーズを伝えよう
としてもなかなか伝わりにくいものです。

先に相手の気持ちを満たして
心を開くことで良い
コミュニケーションがとれます。

アドラー心理学に興味のある方は
この本を参考にしてみると
いいですよ^^

「相手の関心に関心を持つ」

子どもとのコミュニケーションだけで
なくパートナーや友人、仕事関係の人。
誰に対しても相手の関心に目を向けて
良いコミュニケーションを築きたいですね。
  

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